2011年5月16日月曜日

古代地名語から見た「山田」

「はたして秦氏か」と言う本を書いた佐藤光範さんと言う方がおられる
磐座や地名の研究を独自にされて何冊かの本を出版されている
先日おあいしていろいろうかがうことができた

この方の地名考察は独自のもので参考になる
その「はたして秦氏か」の書の中で
山田の地名について以下のごとく記述しておられる

ヤマダも[ヤの発音は冶金する。マは銅言葉。タも金属の取れるところ]で山田は銅の取れていた地名になる。

確かに全国各地に[山田]の地名は多い。こちら吉備の児島にも山田の地名が残っている。
わが先祖山田家は、尾張の山田郷の地頭をしていたと言うが、
山田等言うのが単に[山の田んぼ]と言うのではないと思っていたが、この池田氏の考察によると[山田]は銅産にかかわる地名ということになる。児島の山田もそうである。岡山市内にも山田というところがある。かって銅の取れたところと言うのは当たっているように感じる。

山田姓のルーツを探る上で参考にしたい。

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